2013年06月17日

ニューヨーク 犬ひとコマ劇場【They Moved My Bowl】



NEW YORKER誌に常連の犬漫画家と呼べばいいのか。

Dog Cartoons by New Yorker Cartoonist Charles Barsotti
と、カバーに記載してあるからね。

風刺とユーモアのきいたひとコマ漫画の作品集。
序文はスヌーピーの生みの親、チャールズ・M・シュルツさん。


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【They Moved My Bowl】
作:Charles Barsotti
出版社:Little,Brown And Company

ぽったりとした愛らしい犬がいう台詞は
時に鋭く、時にほっこり。

あぁ、全ページ笑える語学ナッシングが情けなし(泣)


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2013年02月27日

ジロー×ハードボイルド=【猟犬探偵】



何度もご紹介している谷口ジローさん。

犬を相棒にして、行方不明の猟犬を探す探偵が主人公だなんて・・・
これが買わずにいられようかってんだ(笑)


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【猟犬探偵 1】 セント・メリーのリボン
【猟犬探偵 2】 サイド・キック
原作:稲見一良
作画:谷口ジロー
出版社:集英社

あとがきには原作に惚れこんで、とある。

ジローさんが惚れただけあって、画力冴えわたっておりますな。
手に汗にぎるどっきどきシーンの連続もあれば
鼻の奥がつん、ときて思わずほろりの場面も。

あこがれちゃうのは主人公と相棒の犬の関係。

おたがいが自立していてて、つかず離れず、でも深い絆がくみ取れる。
この相棒くん、風貌がウルフっぽくてモ〜たまらんの。

ストーリーに華をそえる脇役のきれいなおねーさんも、
小股がきれあがったいいオンナっぷり。

動物もの、山岳ものやハードボイルドのみならず
江戸情緒もさらりと描くジローさん、守備範囲ひろいわ〜。

いままで好んで読んできた探偵たちは
スペンサー、M・スカダー、G・スマイリー、S・ハレー。
日本の探偵ものも食わず嫌いせず読んでみようかな。


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2012年08月08日

シートン〜旅するナチュラリスト〜 第4章 タラク山の熊王



タイトルに「王」と名がつくと、子どものころからなぜかわくわくする。

戸川幸夫の名作「爪王」しかり、
シートンの「狼王ロボ」しかり。

犬を描いてもすんばらしいジローさん、
熊を描いてもすんばらしいのだ。
しかも「熊王」だぜ? 


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作画:谷口ジロー
原案:今泉吉春
出版社:双葉社

大河ドラマも真っ青な、壮大な物語はご一読をば。

実在したグリズリー、熊王ジャック。
その姿は剥製となって今も展示されているとある。

アメリカへ行くことがあるのなら
ぜひ会ってみたいよ。

海外での評価が山のように高い谷口ジローさん。
2011年にはフランス政府から、
芸術文化に功績があった人に贈られるシュバリエ章を受章されたとのこと。
トレ・トレビアーン♪ 遅まきながら・・・ブラボー!


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2012年08月07日

シートン 〜旅するナチュラリスト〜 第3章 サンドヒル・スタッグ



夏はコミックでしょ
夏は動物でしょ
夏は探検でしょ

このみっつを1冊にまとめて楽しめるのが
敬愛する谷口ジローさんのライフワーク(と勝手に決めるわたし)シートン動物記。

2巻目のご紹介からすっかりあいだがあいてしまったが
3巻目はこちら。


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作画:谷口ジロー
原案:今泉吉春
出版社:双葉社


サンドヒル・スタッグ、カナダ平原のミュールジカを追う青年シートン。

姿の美しい動物は数多いが
鹿の美しさは群を抜いているな、と思う。

その美しさと自然の風景をペン1本で描くジローさんの画力を堪能しながら
物語としても立派な読書感想文が書けるよ。

このシリーズ、シックな裏表紙がすげー好き。


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2010年06月18日

ジローさんが描く犬達 新版【神の犬】




『ブランカ』の10年後に描かれたブランカの遺児、
狼とのハーフであるナギとタイガの物語。

最後はね・・・
読んだ人だけ知っているのさ!

でもまたちょっとだけ・・・(笑)

狼の群れの中で、順調に育つナギとタイガ。
だが2頭の体の中ではブランカの遺伝子が確実に目覚め、
超常的な能力を発揮しはじめる。

某国軍部がふたたび策略をたて
捕獲されたタイガは父ブランカと同じ軍事戦闘犬になるべく
訓練の道をすすむことになる。

一方、捕獲を逃れたナギにもふたたび追っ手が・・・



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谷口ジロー選集【神の犬】
出版社:小学館 http://www.shogakukan.co.jp/


モ〜夢中で読んでしまうのだけれどね、
犬(ブランカ)、狼(野生の母)、狼犬(ナギ、タイガ)。
それぞれをきちんと描き分けているすごさに
舌を巻いたり,シャッポを脱いだり。

ジローさんはニッポンの宝、チャチャチャッ♪。


posted by おふみ at 13:33| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月17日

ジローさんが描く犬達 新版【ブランカ】




これは漫画の域をはるかに超えている。
はじめて読んだ時思ったものだった。

今読んでも強く思う。

ヤボな解説はしませんぜ、でもちょっとだけ・・・・ね。

米ソ冷戦時代。
遺伝子操作され、常識をはるかに超える能力を持ったブランカは
東欧某国で軍事戦闘犬として鍛えられた。

ブランカをクーデターに利用しようとする軍部と、
愛する飼い主のもとへ向かうブランカとの死闘が
アラスカの大地に繰りひろげられ・・・


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谷口ジロー選集【ブランカ】
出版社:小学館 http://www.shogakukan.co.jp/

初出は1985年。

文庫版ももっているのだが
ジローさんの画力を新装版で大きく見られるのは
ファンとしてほんとうにうれしい!

たくましい日本犬を彷彿とさせる姿のブランカ。
どんなにすごい能力を身につけていても
飼い主へのひたむきな心は変わらぬまま。

何度読んでも最後は目幅涙。

話を知っているのに毎回エンディングで泣くのは
アニメ「フランダースの犬」最終回と同じ。


posted by おふみ at 12:10| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

ジローさんが描く犬達 新版【犬を飼うと12の短編】




犬や動物ものを描かせたら天下一品!の漫画家、谷口ジローさん。

以前にもご紹介した名作『犬を飼う』が
動物ものも含め、単行本未収録2編を加えた
新しい装丁でお目見えよん。


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谷口ジロー選集【犬を飼うと12の短編】
出版社:小学館 http://www.shogakukan.co.jp/


一家に一冊、ジローさん!

まだお読みでない方、この機会にモ〜ぜひ!

個人的には、第二次大戦をまたぎ代々シェパードを愛する
家族の歴史を描いた『100年の系譜』に涙とまらず、くぅ〜。

長引く花粉症とあいまって窒息寸前の感動。


posted by おふみ at 12:05| Comment(2) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月15日

おとぼけふたり組【MUTTS】“Dog-Eared”

2005年12月20日にご紹介した絵本
『おくりものはナンニモナイ』パトリック・マクドネル著(谷川俊太郎訳)に登場した
犬のアールと猫のムーチ。

おとぼけキャラのなかよしふたり組、
こちらのコミックが本拠地のようで。


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MUTTS
by Patrivk McDonnell
出版:Andrews McMeel Publishing

http://muttscomics.com/

ふたり以外にも登場人物たくさんで、
世界一有名なビーグル犬、スヌーピーを描いた
チャールズ.M.シュルツさんのピーナツシリーズを
彷佛とさせますな。

愉快なキャラの設定から生まれる
思わず笑っちゃうコミックの数々、ちゃーんとオチがきいている。

タイトルの副題“Dog-Eared”って
本やカタログなど気に入った頁のはしっこを折る、という意味もあり。
耳を本にはさんで寝ているアールの姿、かわいや♪

アールの飼い主オジー曰く
"If he's happy, I'm happy."

Ohhhhh, Me, too!!!!!!
posted by おふみ at 10:57| Comment(2) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

手塚治虫の犬たち【フライングベン】

われらが巨匠、手塚治虫。
犬を主人公にして描いたコミックを集めた3冊なり。

『フライングベン』は、1966〜67年『少年ブック』にて連載。
(おそらく)聖杯の水を飲み超人、いや、超犬的能力を身につけた
3頭の兄妹と、飼い主となった少年との物語。

「犬がだいすきで、犬への思いを込めて描いた」と
著者のあとがきにあるように
ワンコのすばらしさがぎゅぎゅぎゅっ!と詰まってる。

『犬傑作集』はタイトルどおり、犬が登場する短編・中編を集めたもの。
おぉ、ブラックジャックあり、なつかしレオあり、ワンサくんあり。
モ〜、巨匠の作品に野暮な解説は必要なし!

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秋田文庫 秋田書店 http://www.akitashoten.co.jp/

70、80、90、100歳の手塚治虫は
どんなすばらしい漫画を描いたことだろう!
posted by おふみ at 16:32| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

谷口ジロー【少年とオオヤマネコ】

よっ、待ってました!
谷口ジローさん描く、旅するナチュラリスト・シートンシリーズ。
『狼王ロボ』に続く第2弾は『少年とオオヤマネコ』、
シートン15歳の時の物語。

動物や自然がなにより好きなシートン少年、
森を開墾して暮らす幼馴染みの家に滞在することになった。
憧れの森の中、たくさんの動物達、
やがて乳飲み子を抱えたオオヤマネコと出会う。
ともに生きることに必死な状況が生んだ結末は・・・

15歳の少年の胸に強く刻み込まれたオオヤマネコとの対峙。
のちにナチュラリストとなるシートンの
原体験ともいえるエピソードが満載なり。

少年も、動物達も、風景すら生き生きと描く
谷口画力に、またまた引きずり込まれました、ハイ。

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双葉社 http://www.futabasha.co.jp/

15歳の夏は、忘れない。
posted by おふみ at 16:07| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

谷口ジロー【シートン〜旅するナチュラリスト〜】第1章『狼王ロボ』

谷口ジローWEEK〜♪
子どもの好きなネイチャー系読み物の双璧は、昆虫ならファーブル、動物ならシートン。自分はもちろんシートン派だった。「狼王ロボ」、「だく足のマスタング」・・・彼の作品はどれもタイトルを読んだだけでぞくぞく、わくわくした。

動物文学の作家だとばかり思い込んでいたが、本来は画家であり、ナチュラリストでもあったことをこの本を読んで知ったよ。

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http://www.futabasha.co.jp/

本の帯に谷口ジローはこう記している。
「ずっと以前からロボを描きたかった。そして今こそ描けると思った」言葉どおり渾身の一冊。若きシートンに、すすむべき途を決めさせたのはロボだったのだ。
読み終えて涙がこぼれた。
シートン、H・D・ソロー、ウォールデン、自然や野生動物達を敬う心を持つ人たちのまなざしは、あたたかくやさしい。そしてジローさんの描く狼は、気高く美しい。

続編が待ちどおしいぜ。
posted by おふみ at 16:36| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月16日

谷口ジロー作品集【凍土の旅人】より『山へ』

今日もジローさんの名作をご紹介。
【凍土の旅人】に収録されている『山へ』。
狡猾な熊に愛息の命を奪われた老マタギは、決着をつけるべく冬山へひとり向かう。
母になる日が近いため家に残された猟犬シロは、綱をちぎり老マタギの後を追い・・・

なんと云えばいいのか、これは、もうコミックの域を超えている。
子どもの頃愛読していた戸川幸夫の世界を懐かしく思いだした。
容赦のない自然。命がけで生きる動物。追う猟師。なすべき仕事を熟知している犬。

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http://www.shogakukan.co.jp/

命は受け継がれていく。
posted by おふみ at 16:43| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

谷口ジロー【犬を飼う】

漫画家になるために生まれてきた人たちがいる。谷口ジローもそのひとり。
じーつーに絵がうまい人で、なにを描いても達者なのだが、とにかく動物がズバぬけてうまい!犬と狼の描き分けがきっちりできる数少ない漫画家だろう。

彼の作品はいい小説や映画を堪能したのと同じ満足感を与えてくれる。いやぁ〜漫画って、スゴイね。

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名作なり。ご一読を。http://www.shogakukan.co.jp/
posted by おふみ at 15:53| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする