アメリカのネイチャー誌「ナショナル ジオグラフィック」日本版
2012年2月号に、興味深い記事が載っていた。

タイトルは【イヌの遺伝子 〜ペットを科学する〜】
○○を科学するというフレーズに
子どもの頃からなぜか弱いのね。

85犬種のDNAを解析し、遺伝子が似ているものを基にすると
大きく4つのグループに分類できるというものなのだ。
その4つとは
●オオカミ系
●牧畜犬系
●猟犬系
●マスティフ系(使役犬)
たとえば・・・
柴犬、チャウチャウはオオカミ系DNAが90%以上
パグは牧畜犬系DNAが60%近く、
ポメラニアンには猟犬系にマスティフ系が
ジャーマンシェパードはマスティフ系が90%以上 てな具合。
FCIのグルーピングが違う犬種同士なのに
DNAは同じグループに入っていたりする。
容姿は近くてもDNAの割合がかなりちがったり
もちろんその逆もあり。
ちなみにバーニーズのDNAはマスティフ系が90%近く、
ジャーマンシェパードとかなり近いのだ。
容姿も気質もちがうのに、DNAが近いなんて
おもしろーい。
ブリーダーさんがいろいろな犬種を作ろうと
改良してきた結果がそのまま、犬という動物を調べるための
またとないフィールドワークとなったそうで。
ナショナル ジオグラフィック
当然のことながら、写真もすんばらしーすよ。