2007年09月28日

人と犬との深い絆【高安犬物語】

子どもの頃から犬も本も好きだったので、
『高安犬物語』は愛読書のひとつだった。
図書室にいりびたってはくり返し読んでいた。

マタギ犬として、山形県で熊猟に従事していた高安犬。
その最後の1頭チン。

勇敢で、誇り高く、かしこく、強く、主人一筋の愛情深さ。
チンのひたむきさに、
犬好きのこどもはころがされっぱなし。
懐かしくなって大人買い。

kouyasuinu monogatari.jpg

地球人ライブラリー・シリーズ 
挿し絵:遠藤ケイ 解説:畑 正憲
小学館 http://www.shogakukan.co.jp/

作者は動物文学の第一人者、戸川幸夫。
この『高安犬物語』がデビュー作で、
鷹と鷹匠の交流を描いた『爪王』や
横綱をはった闘犬の余生を描いた『咬ませ犬』など、
ご存じの方も多いかと。

動物文学は動物に詳しいだけでは書けないんだね。

登場する動物が暮らす地域の、気候風土や地理地形など
自然のことにも精通していないと書けないジャンルと言うことが
ムツゴロウさんの後書きを読んで、
あらためてよ〜くわかった。

ページをめくると、
これからはじまるであろう動物と人との厳しい闘いが
山々や風の描写からひしひしと伝わってくる。
頬を刺す雪つぶての痛さまでも。

小学生のこども、文章を味わっていたのではなく、
動物をむさぼっていただけだな、うん。

またゆっくり、じっくり、味わうことにしよう。
posted by おふみ at 11:06| Comment(2) | 小説・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 この本は、薄い文庫で買って、一気に読んだ記憶がありますね。日本犬との自然の中での生活って、洋犬と暮らすのと、向き合い方が違いますね。   試されているって言うか。
 私のバイブルは、「ソロモンの指環」と、「グレイがまっているから」かな。
  
  来週、此方で訓練競技会ありますが、でますか?BH5匹受けるんだとか。私はお手伝い行きます。受験は11月に神奈川で、受けます。
おふみさんは?
Posted by 宝と二コさん at 2007年09月29日 14:18
●宝とニコさんママ

こんにちわんズ(^^)

牛熊は今日からK子先生のレッスン再開したばかり、
競技会の出陳は様子を見ながら…ですね(;^_^A

宝宝王子、調子はどうですか?
神奈川で受験とな!ンも〜応援しまっせp(^^)q

近いうちメールしますよ♪
Posted by おふみ at 2007年09月29日 15:26
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