2018年02月25日

男を泣かせた夜



うしくまの時からお世話になっているかかりつけ医のT先生。
ワンコとニャンコとこども二人のパパでもある。

その先生のfacebookに
「長年の相棒を見送り今日の診察は目が赤いです、すみません」と書かれていた。

そんな時でも仕事をしなくてはいけない、
なんてせつないのか。

王子の薬をもらう予定があったので
お悔やみの花を携えて鼻赤いナースとうかがった。

タイミングよく他の患者さんが誰もいなくて、
たわいもない世間話を終えてから花を差し出すと
T先生どっと落涙。

タオルに顔を埋めたままの先生に
ワンちゃんですか?と聞いたところニャンコちゃんだと答えてくれた。

子供の頃実家で飼っていた猫とよく似た子で
縁あって迎えたところから
むせびながらもぽつりぽつりと話し始めてくれた。
生まれた時から体が小さく病弱、
だからよけいにかわいくてたまらなかったのだろう。

そのニャンコちゃんが最近ちょっと様子がおかしくなった。

高齢のこともあり、治療などできることはしてやりたいが
獣医としての経験からもう長くないことはわかっていたようだ。

治療のためのほんの些細な処置が
引き金を引いてしまう怖さを
経験上嫌というほど知っているT先生。

でも飼い主として、パパとしての気持ちは逆で
なんとか治って1日でも長くそばにいてほしい。

ニャンコちゃんが少しでも楽になるならと、
病院の酸素室に入れても気が気でない。
そのまま旅立ってしまっていても仕方がない状態なんだ、と
自分に言い聞かせても心はさざ波のまま。

明朝、病院でニャンコちゃんと向き合い
酸素室に入れたままカラダを楽な状態に保つのか
苦しくてもおうちへ連れて帰ろうか、
葛藤のうえ選択したのは飼い主としての気持ち。

「うちへ帰りたいだろうな、と思って・・・
 連れて帰って・・・抱いて看取りましたっ!」

嗚咽しながら話し、号泣が止まらないT先生。

話してくれてよかった。
気持ちを出してくれてよかった。
泣いてくれてよかった。
それがニャンコちゃんへの何よりの供養。

やさしい獣医さんだとずっと思っていたけど
芯からやさしいんだなぁってあらためて思った。

獣医としてではなく
相棒を見送った経験を持つ同じ飼い主として
気持ちを共有しあえたことがうれしかった。

先生、男泣かせの女でごめんね。


雪柳美人シスターズPICT5414_FB.jpg


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posted by おふみ at 01:59| Comment(0) | ペットロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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